車を一番安く買う方法を知りたい！【パターン別】安く購入するポイント紹介

「車を安く買いたい！」となったとき、購入する方法はさまざまです。

• ・新車をディーラーで購入する
• ・中古車を中古車販売店で購入する
• ・個人売買を利用する
• ・中古車オークションを利用する

それぞれの方法で車を安く買うためのポイントは異なります。具体的に何をするべきか、注意するべき点は何か、順を追って説明します。

新車を安く買うには、自分がどういう車が欲しいか、譲れない条件は何かを明確にしたうえで、事前の下調べや複数のディーラーを比較検討することがポイントになります。また、値引き交渉や知っているとお得なテクニックも紹介します。

事前の下調べ

目当ての車種の価格相場を入手しておくことが基本。譲れない条件を踏まえて、条件を絞りすぎないようにすると選択肢が増えて交渉がしやすくなります。例えば色にこだわりがない場合は、不人気カラーを選ぶことで費用を抑えることができます。また、他メーカーの類似車種について見積りを取ることで、値引き交渉を有利に進められるケースがあります。
ほかにも、決算期の3月や半期決算期の9月、ボーナス時期の6・7月は販売台数を稼ぎたい時期となり、新車を安く購入しやすくなります。同じ理由で売上の締め日となる日曜や月末、モデルチェンジ直前、競合車のモデルチェンジ直後なども狙い目です。

複数のディーラーを比較検討する際の注意点

複数のディーラーから見積りを取り値引き交渉をする場合、同じメーカーに紐づくディーラーを比較検討するのであれば、系列の異なるディーラーにすることが重要です。同じ系列では顧客情報が筒抜けで大きな値引きは期待できません。「メーカー系」「地場系」など別の系列のディーラーであることを確認しましょう。

定価がない中古車は、念入りに下調べを行って検討することが重要です。下調べや値引き交渉のポイントを解説します。

複数車種をリストアップ

どうしても譲れない条件を除いて、希望車種があっても複数の店で複数車種を希望候補に挙げることがより安く購入するコツです。新車と違い中古車は走行距離、修復歴、使用年数はもちろん、オーナー歴や使われ方など同じ車は2台とありません。車種により大体の相場はあっても店により値段の付け方には幅があり、複数の店で複数の候補を比較検討した方がよい結果を生むケースが多いです。

値引き交渉のコツ

複数の店で調べた価格情報をもとに、本命の車種の値引き交渉を行うのがおすすめです。ただし、過剰な値引き交渉は悪印象を与えかねません。お互いにメリットのある交渉を行うことが重要です。

「とにかく車を安く買いたい」方には、「個人売買」という方法があります。ディーラーや中古車販売店といった中間業者を介さず直接売買するため、相場より安く購入できますが、個人売買ならではのトラブルや危険性も存在します。

〈個人売買の種類〉

インターネットオークション

インターネットに掲載されている中古車を購入したい者が希望金額で入札し、金額の一番高い者が購入する仕組みです。「ヤフオク！」が広く知られています。

フリーマーケットアプリ

入札制ではなく、売る側が提示した価格で購入するかどうか検討します。価格交渉ができる場合もあります。「メルカリ」や近距離の取引に特化した「ジモティー」が有名です。

個人から買取り

車を売りたい意思のある知人から直接譲渡してもらいます。より安く買えて、早く手元にすることが期待できます。

〈個人売買のメリット〉

仲介コストのカット

中古車の価格は通常、前の所有者から次の所有者に渡るまでに介在したさまざまな業者に支払われた金額に、販売店の利益を加算したものとなります。個人売買の場合、仲介業者が存在しないのでこのコストが丸々カットでき、安く車を購入することができます。

オーナー歴・修復歴・使われ方がわかりやすい

個人売買では、前オーナーの使われ方が見えやすいのが大きなメリットです。直接会話ができれば売る理由、運転の癖、維持費の状況など車の特性がわかりやすく、購入の際の参考になります。

〈個人売買のデメリット〉

すべて手続きを当事者同士で行う必要がある

仲介業者が存在しないため、すべての手続きを当事者間で行わなければならない手間が発生します。

現金取引きが基本

個人売買ではローンを組むことが難しいため、原則現金取引きとなります。

引渡し時の車の整備状況への不安とアフターケアが存在しないこと

個人売買の場合、車の整備の状況が期待できません。また、保証がないので引渡し後の故障に関してアフターケアはなく、想定外の修理費がかかる可能性もあります。

支払い・購入後のトラブル

相場より安く買える可能性がある反面、煩雑な手続きの手間や、さまざまなトラブルに対応するリスクは自己責任となります。

車を一番安く購入できる可能性のある「個人売買」は、そのメリットとデメリットをよく考えて、自己責任で対応できるか慎重に考える必要があります。

「中古車をできるだけ安く買いたい」「でも個人売買は不安」と思っている方の間で、中古車オークションが近年注目を集めています。中古車オークションの仕組みや安さの理由、そのメリット・デメリットを紹介します。

中古車オークションの仕組み

中古車オークションでは、中古車の買取業者と販売業者が、それぞれ出品者と落札者になって競りを行います。オークションには資格を持った業者しか参加することができませんが、個人も業者に代行を依頼することで参加することが可能です。
オークション会場では、代行業者がプロの目で車のコンディションをチェックしてくれるので、車の知識を持っていない初心者も安心して任せることができます。

中古車オークションの安さの理由

中古車オークションでは、車の本体価格だけで取引が行われます。中古車販売店では手数料や人件費・広告費などが上乗せされるため、価格が吊り上がる傾向があります。その点、オークションでは常に適正に価格が決まります。代行業者への手数料を加味しても中古車販売店より安く購入できる、と言われています。

中古車オークションのメリット

できるだけ多くの車種から、よいものを安く購入したい方には、オークションがおすすめです。どうしても選択肢が限られる地域密着型の中古車販売店に比べて、オークションには多くの業者からさまざまな車が出品されるため、選択肢の幅が広がります。車両本体のみで適正に価格が決まるため、不当に価格が吊り上げられることがないことも大きなメリットです。

中古車オークションのデメリット

事前に試乗ができないことや、整備費用が自己負担になること、中古車販売店に比べて欲しい車を手に入れるのに時間がかかる可能性があることはデメリットといえるでしょう。

納得いく売買をするにはメリット・デメリットそれぞれに理由があることを理解しておくことが大切です。

車を安く買うにはどうすればよいか、それぞれのポイント、注意する点、メリット・デメリットなどについて解説してきました。車を買いたい人にしてみれば、たくさんの選択肢の中から条件に合った車を安く購入できることが最良です。
そのなかでも、中古車オークションは今注目の新しい車の買い方です。プロの代行業者が厳しい目でチェックしてくれるので、初心者も安心できます。
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