車種特集

create

作成日: 23/08/04

update

更新日23/08/04

【車種情報】トヨタクラウン 進化し続ける高級乗用車の魅力とは?

トヨタクラウン
※トヨタ オフィシャルサイトより

今回取り上げるのは、トヨタの高級乗用車「クラウン」。デビューから70年近い歴史をもつ、まさに日本を代表する車種の一つです。2022年9月には新型モデルの一部グレードが発売されたクラウンの魅力に迫ります。

01. トヨタクラウンとは?

「いつかはクラウン」。1980年代にそんなキャッチコピーが使われていたことからもわかるように、クラウンは多くの人の憧れを集め続ける車種です。1955年の初代の発売以来、時代ごとにユーザーが求める高級乗用車像が反映され、企業の社用車や官公庁の公用車としても用いられてきました。まさにクラウン(英語で「王冠」の意)の名にふさわしい車と言えるでしょう。
2000年代に入ってからは2003年に12代目、2008年に13代目、2012年に14代目、2018年に15代目が登場し、デザインも若返りが図られています。そして2022年7月には16代目となる新型モデルの発売が発表されました。新型には、セダンとSUVを融合させた「クロスオーバー」、スポーティな走りが楽しめる「スポーツ」、正統なセダンとしての上質さ・快適さを追求した「セダン」、アクティブライフを楽しむクロスオーバー「エステート」と、4つのスタイルが用意されています。その中から第1弾として9月に「クロスオーバー」の一部グレードが発売されました。以下、先代クラウンとも比較しながら新型の特徴を見ていきましょう。

02. トヨタクラウンの特徴

トヨタクラウンの特徴

「新しいクラウン、はじまる」

新型クラウン「クロスオーバー」には全7グレードがあります。ただしCROSSOVER RS、CROSSOVER G“Leather Package”、CROSSOVER G、 CROSSOVER Xは、2023年1月以降の生産予定です。(※)
新型の大きな特徴は、これまでのクラウンに例を見ない背の高いワンモーションデザイン。流麗さとダイナミックさを両立させたフォルムは、まさに新型のキャッチフレーズ「新しいクラウン、はじまる」を体現しています。 なお残りの「スポーツ」「セダン」「エステート」の3モデルは今後順次発売されていく予定です。
※ トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト

先代クラウンから若返りが図られた

クラウンの若返りという意味では、先代の15代目にすでにその傾向はうかがえます。従来クラウンのメインターゲットは50~60代でしたが、先代の15代目からより若い世代への訴求が図られるようになったのです。デザインが変わったことはもちろん、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)に基づくプラットフォームが採用され、車両性能を進化させることでスポーティなセダンになりました。

新型は4WD・ハイブリッドカー

先代には2WD・ガソリン車の設定もありますが、新型はすべてハイブリッドカーで4WDの駆動方式となります。パワートレインは2.5Lハイブリッドシステムのほか、トヨタ初採用となる2.4LターボDBHS(デュアルブーストハイブリッドシステム)を用意。アクセル操作への応答性が増し、ドライバビリティーを高めます。

インテリアにも新旧の違い

大人の優雅さを感じさせる内装の心地よさは踏襲しながら、新型と先代ではインテリアに違いが見られます。先代ではセンタークラスター(インパネの中央部)が強調され、高級セダンらしい重厚なデザインが特徴的でした。それに対して新型は水平基調を重視。左右に広がり感があり、すっきりとした印象です。

利便性や安全性が進化

先代クラウンは初代コネクティッドカーとして登場したことでも話題を呼びました。車と情報がつながるマルチメディアサービスは新型クラウンでも生かされ、ドライブをもっと便利に、もっと快適にしてくれます。また運転支援システムもより進化した形で搭載されています。

03. ほかの車種との比較

新型クラウンは既存の概念にとらわれることなく、ユーザーの多様な価値観やライフスタイルに合わせたシリーズとして生まれ変わりました。それだけにセダンもSUVもあらゆる車がライバルと言えます。比較検討の材料はさまざまですが、例えば以下のようなことを考えてみてはいかがでしょうか。

  • 価格
  • デザイン・内装
  • 燃費・環境性能
  • 快適性・走行性

あえて言えば、過去の先代モデルこそが新型クラウンの最大の“ライバル”かもしれません。そこで、これまで見てきたように「15代目と比べてどうなの?」といった視点で、中古車市場も含めて検討してみることをおすすめします。
なお新車で言えば、新型は先代に比べると求めやすい価格設定になっていることは大きな魅力です。

04. 中古車オークションでの価格

調査中

05. クラウンに関するQ&A

Q. クラウンのグレードと価格は?

A. CROSSOVER ハイブリッド

グレード メーカー希望小売価格(税込)
4WD
X 4,350,000円
G 4,750,000円
G”Advanced” 5,100,000円
G”Leather Package” 5,400,000円
G“Advanced・Leather Package” 5,700,000円
RS 6,050,000円
RS”Advanced” 6,400,000円

Q. クラウンのサイズは?

A. 車両サイズは全長4,930mm、全幅1,840mm、全高1,540mmです。
室内サイズは長1,980mm、幅1,540mm、高1,170mmです。

Q. クラウンの燃費は?

A.

グレード WLTCモード
4WD
X、G、G”Advanced”、 G”Leather Package”
G“Advanced・Leather Package”
22.4km/L
RS、RS”Advanced” 15.7km/L

Q. おすすめのグレードは?

A. おすすめグレードは、ハイブリッド車の最上位グレード「G“Advanced・Leather Package”」です。価格を抑えつつも本革仕様やシートヒーターなどの快適装備、パノラミックビューモニターやアップディスプレイなどの先進装備や電動装備が充実しています。クラウンに乗るのであれば、やはり上質感やラグジュアリーさは必須ポイントです。人気の点でもこのグレードが高く評価されています。

06. まとめ

今回は長きにわたって愛され続け、時代とともに進化してきたクラウンの魅力を紹介してきました。年式の浅いクラウンをお得に手に入れるなら、中古車オークションが狙い目です。tellmeeeでは初心者の方にも安心な中古車オークション代行業者として、一人ひとりに合った車選びをサポートいたします。会員登録(無料)いただくと、最新情報がゲットできますよ。

\お得に購入・高値で販売するには、定期的にチェックが必要です/