今回取り上げるのは、トヨタヤリスファミリーの一員であるコンパクトSUV「ヤリスクロス」。都会的な洗練さとSUVらしいアクティブさを備えた人気の車種です。あらゆる世代から支持を得ている理由を見ていきましょう。
01. トヨタヤリスクロスとは?
ヤリスクロスは、ヤリスシリーズの小型クロスオーバーSUVとして2020年8月に登場しました。ヤリスシリーズには国内向けとしてほかにコンパクトハッチバックの「ヤリス」、スポーツハッチバックの「GRヤリス」という兄弟車があり、それぞれに高い販売台数を誇っています。
ヤリスクロスのキャッチフレーズは「気になったら、ぜんぶやる」。いろいろなことにチャレンジしたいアクティブなユーザーを意識したCMが印象的でした。
ヤリスとはギリシャの神々の名前をベースにした造語です。もともと国内では「ヴィッツ」の名前で売られていましたが、やがて海外向けに使われていたヤリスという名称に統一されました。ヤリスクロスはそのヤリスの血を引くクロスオーバーという意味です。ヤリスと共通した部分もありながら、ヤリスクロスならではの独自性もあわせ持ったSUVとして、ヤリスシリーズの人気をけん引しています。
02. ヤリスクロスの特徴
無駄を削ぎ落したスタイリッシュなフォルム
柔らかくて丸いフォルムのヤリスに対して、ヤリスクロスはタフさを感じさせるデザインが特徴的です。無駄を削ぎ落したスタイリッシュなフォルム、SUVらしい力強い足回りなど、抜群の存在感を見せています。
心地よさと機能性を備えた室内空間
ヤリスとヤリスクロスでは見た目が大きく異なりますが、ベースになるインテリアデザインにはほとんど差はありません。ふくよかな曲線が多用され、優しい印象を与えるインテリアは両者に共通した特徴です。
またヤリスクロスではスマホ連携機能も活用でき、音楽、メッセージなどさまざまなアプリも楽しめます。
ラゲッジスペースはクラストップレベル
ラゲッジスペースは大きな荷物も余裕で積み込めるクラストップレベルの広さです。またリアシートの真ん中だけを倒せばスキー板のような長いものも積むことができ、さらに大人4人もゆったり座れます。これなら街乗りだけでなく、ロングドライブ、アウトドアなどにも大活躍。まさに「気になったら、ぜんぶやる」というライフスタイルにとって頼もしいパートナーです。
フットワークのよい走り
コンセプトは「軽く、小さく、扱いやすく」。TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)プラットフォームにより、優れた操縦安定性、高い燃費性能などを備えています。また低重心化や、軽量でありながら高剛性ボディをかなえていることも特徴。フットワークのよい走りを実現しています。
なお上級グレードのZおよびHYBRID Zには、好みのシートポジションが簡単に調節できる「運転席6ウェイパワーシート」も標準装備しています。
先進の安全装備
ミリ波レーダーと単眼カメラによって先行車を認識し、適切な車間距離をキープ。また白・黄線が見えにくい際は、先行車を追従することでステアリング操作をサポート。さらにアクセルの踏み過ぎや踏み間違いを検知すると、車の加速を制御。こうした先進の安全装備にも注目してください。
03. ほかの車種との比較
使い勝手がよくてカッコいいコンパクトSUVは、若者からシニアまであらゆる世代に人気です。それだけにライバル車はたくさんいますが、比較する際には以下のようなことを検討してみましょう。
- 価格
- 燃費
- 外観・内装
- 取り回し性
例えばヤリスクロスとサイズ的に近い車種として日産「キックス」があります。キックスはヤリスクロスよりも室内空間が広く、使い勝手はよいのですが、現行モデルの海外デビューが2016年と少し前で(国内販売は2020年)、室内装備などにやや古さが感じられるかもしれません。燃費性能でもヤリスクロスに軍配が上がります。
同じく人気の高いマツダ「CX-3」と比べてみると、CX-3は全高がヤリスクロスよりやや低めです。そのため街中の機械式立体駐車場にも停めることができます。しかし全長はヤリスクロスのほうが短く、狭い道での運転のしやすさにおいては優位性があると言えます。車体感覚をつかみやすいという意味では、ヤリスクロスは初心者のドライバーにも向いているでしょう。
04. 中古車オークションでの価格
調査中
05. ヤリスクロスに関するQ&A
Q. ヤリスクロスのグレードと価格は?
A. ハイブリッド
グレード | メーカー希望小売価格(税込) | |
---|---|---|
2WD | E-Four | |
X | 2,284,000円 | 2,515,000円 |
G | 2,394,000円 | 2,625,000円 |
Z | 2,606,000円 | 2,837,000円 |
Z“Adventure” | 2,705,000円 | 2,936,000円 |
GR SPORT | 2,750,000円 |
ガソリン
グレード | メーカー希望小売価格(税込) | |
---|---|---|
2WD | 4WD | |
X | 1,896,000円 | 2,127,000円 |
G | 2,020,000円 | 2,251,000円 |
Z | 2,232,000円 | 2,463,000円 |
Z“Adventure” | 2,331,000円 | 2,562,000円 |
GR SPORT | 2,367,000円 |
Q. ヤリスクロスのサイズは?
A.
車両サイズは、全長4,180mm*、全幅1,765mm、全高1,590mmです。
室内サイズは長1,845mm、幅1,430mm、高1,205mmです。
*GR SPORTは4,185mm、Z“Adventure”は4,200mm
Q. ヤリスクロスの燃費は?
A. ハイブリッド
グレード | WLTCモード | |
---|---|---|
2WD | E-Four | |
X | 30.8km/L | 28.7km/L |
G | 30.2km/L | 28.1km/L |
Z | 27.8km/L | 26.0km/L |
Z“Adventure” | 27.8km/L | 26.0km/L |
GR SPORT | 25.0km/L |
A. ガソリン
グレード | WLTCモード | |
---|---|---|
2WD | 4WD | |
X | 20.2km/L | 18.5km/L |
G | 19.8km/L | 18.2km/L |
Z | 18.8km/L | 17.4km/L |
Z“Adventure” | 18.8km/L | 17.4km/L |
GR SPORT | 17.6km/L |
Q. おすすめのグレードは?
A. ヤリスクロスでおすすめのグレードは中間グレードの「G」です。ディスプレイオーディオ、ステアリングホイール、シフトノブは1つ上の「Z」・「Z“Adventure”」と同種で、これらに標準装備となる18インチアルミホイール、LEDランプをオプションとして選択しても、価格を抑えることができます。
06. まとめ
今回は、ヤリスシリーズのSUV、ヤリスクロスの魅力や特徴を紹介してきました。車を安く手に入れたいという方は、中古車での購入を検討してみてはいかがでしょうか。tellmeeeでは、初心者の方にも安心な中古車オークション代行業者として、一人ひとりに合った車選びをサポートいたします。会員登録(無料)いただくと、最新情報がゲットできますよ。
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