今回取り上げるのは、三菱のコンパクトSUV「RVR」。デイリーユースからアウトドアまで自在に走りを楽しめます。販売終了を経て2010年に復活を遂げてから、人気を着実に伸ばしているRVRの特徴と人気の理由を詳しく解説します。
01. 三菱RVRとは?
RVRは、三菱から発売されているコンパクトクロスオーバーSUVです。1991年に発売された初代と1997年発売の2代目はどちらもスライドドアを採用したトールワゴン型でした。
2代目販売終了から7年を経て2010年に発売された現モデルは、通常のヒンジ式のドアを採用した完全なコンパクトSUVです。スタイリッシュな外観デザインにスマートフォン連携ナビゲーションを搭載し、先進の安全機能を備えた、街乗りでもアウトドアでも頼れるクルマです。
02. 三菱RVRの特徴
力強さを表現したスタイリッシュデザイン
RVR現モデルは2017年のマイナーチェンジ以降、三菱のグローバルデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」をフロントデザインに採用しています。左右から包み込むようなバンパーと、スクエアテイストのフロントグリルが力強い走りとパフォーマンスの良さを表現しています。
フロントランプはサイドにレイアウトし、上質な雰囲気を感じさせます。リアはワイドなテールランプのラインで安定感のあるデザインに。多彩なボディカラーを展開したスタイリッシュな外観は、さまざまなシーンにフィットして思い思いのドライブを楽しめます。
あらゆる状況に対応するタフな走り
最高出力102kW/6000rpmのパワフルな1.8L MIVEC SOHC 16VALBEエンジンを搭載しています。従来のDOHCエンジンと同レベルの性能を持ち、排出ガス低減レベルに適合しています。路面の状態や条件に応じて3つのドライブモードを設定できる電子制御4WD車です。前後の駆動力をコントロールする「4WDオート」や4WDロック、低燃費の2WDがあります。駐車時や林道などでも取り回しがしやすい最小回転判型5.3mで、オフロード走行などで路面状況が悪い場合でも安定した走破性を得られる設計です。
運転支援機能搭載で安心ドライブ
先進のセーフティ・サポカーSワイド対象で、衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM」や誤発進抑制機能、車線逸脱警報システム、オートマチックハイビームを全車に標準装備しています。そのほか、ハイビームとロービームを状況や明るさを検知して自動で切り替えるオートマチックハイビーム、横滑りを抑えるASC、坂道発進をサポートするHSAなどの機能があります。
コンパクトなのに余裕のラゲッジルーム
効率的な空間設計により余裕の広さで乗り心地は抜群です。ラゲッジルームの荷室幅約1000mm、奥行き約1510mmで、リヤシートを倒せば荷物を積み込めるスペースがたっぷり。さらにラゲッジルーム下部にもアンダーボックスを準備しています。開口部も広く、大きめの荷物の積み下ろしもラクにできます。
03. ほかの車種との比較
RVRと似た車種についても検討したいという方は多いのではないでしょうか。RVRのほかにはホンダの「ヴェゼル」や日産「エクストレイル」、トヨタ「C-HR」などが人気です。
比較検討する材料としては、以下の項目が挙げられます。
- 外装・内装
- シートアレンジ
- 安全性能
- 燃費
安全性能ではRVRの運転支援機能三菱e-Assist同様、ヴェゼルのホンダセンシング、エクストレイルの360度セーフティアシストなど各車先進の技術を搭載しています。燃費ではヴェゼル、C-HRが低燃費で、次いでエクストレイル、RVRです。シートアレンジではRVRは6:4分割可倒式リヤシートで人数や荷物の量、大きさによって細かくアレンジすることが可能です。ヴェゼルやエクストレイルは車中泊にも可能なアレンジができます。
RVRの優位性はやはりあらゆるシーンにマッチする洗練されたデザインと、高いヒップポイントや前傾したボンネットフードによる見晴らしの良さ、そしてそれに伴う室内空間のゆとりにあるといえるでしょう。リヤビューモニターや小回りが利く点なども評価が高く、コンパクトSUVのメリットを充分に実感できる車種と言えます。
04. 最近のオークションでの価格
調査中
05. RVRに関するQ&A
Q. RVRのグレードと価格は?
A.
グレード | メーカー希望小売価格(税込) | |
---|---|---|
2WD | 4WD | |
M | 2,143,900円 | 2,384,800円 |
G | 2,369,400円 | 2,610,300円 |
BLACK Edition | 2,503,600円 | 2,744,500円 |
Q. RVRのサイズは?
A. 車両サイズは全長4,365mm、全幅1,770mm(M)・1,810mm(G、BLACK Edition)、全高1,630mm(M)・1,640mm(G、BLACK Edition)です。
室内サイズは長1,865mm、幅1,480mm、高1,260mmです。
Q. RVRの燃費は?
A.
グレード | WLTCモード | |
---|---|---|
2WD | 4WD | |
M、G、BLACK Edition | 13.8km/L | 12.8km/L |
Q. おすすめのグレードは?
A. 標準装備が充実している「G」がおすすめです。便利なキーレスオペレーションや後側方車両検知警報・後退時車両検知警報などのシステム、高速道路などで定速走行をサポートするクルーズコントロールなどの運転支援技術といった機能は利便性が高いでしょう。
BLACK Editionはより高いデザイン性と高級感を求める方におすすめです。シックなブラックのフロントグリルやアルミホイール、レッドステッチ付きの本革巻ステアリングホイールやシフトノブ、ブレーキレバーなど運転する喜びと充実感が得られるグレードです。
06. まとめ
ここまで、ファミリー層を中心に人気の車種、RVRについて紹介してきました。スタイリッシュなデザインと高い機能性、街乗りにもアウトドアにも便利なコンパクトSUVの魅力が詰まったRVRは子育て世代にもおすすめの車種です。tellmeeeでは、初心者の方にも安心な中古車オークション代行業者として、一人ひとりに合った車選びをサポートいたします。会員登録(無料)いただくと、最新情報がゲットできますよ。
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